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成長のコツ ~機能改善~
2019.04.10
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
当施設で新たに購入したクイックルワイパーで、カーリングのスウィープが如く床を磨きまくった、お掃除おばさんこと、田邊です。(絶賛筋肉痛中☆)
先日、ある若者から質問を受けました。
「損傷された脳の部分はアポトーシス(細胞死)なのか?」と。
アポトーシスとは、「プログラムされた細胞死」です。
ものすごく簡単な例えだと、オタマジャクシからカエルになる過程を想像してください。
オタマジャクシには尾が付いていますが、カエルに変態する中で脚が生え、尾は消えますね。その尾はアポトーシスの結果、消失するものです。
脳の損傷された部分に関しては、成長する過程で起きる「プログラムされた細胞死」とは異なり、脳の神経細胞に栄養供給がなされなくなり、引き起こされた「ネクローシス(病的に引き起こされた細胞壊死)」と表現するのが適切だと、(浅学で大変お恥ずかしいのですが、このように)理解しています。
20世紀に後半入り、医学の研究は大きく進みました。
アポトーシスもその一つです。
私の大切な人とアポトーシスについてお話しをしていた時のことです。
「アポトーシスって”枯れ葉が落ちる様”から由来してる言葉なんだね。すごい。」
とても美しい発見をする人だな、と思いました。
私のように、医学的・科学的根拠ばかりに目をやっているとそのような、美しさを見逃してしまう、つまらぬ人間になります。
どのような進歩にも発見は必須で、どんな小さな発見でも、それに対し「情」が帯びた時は、成長できることが多いです。
当施設を利用される方々の中で、機能がみるみる改善したり痛みが軽減される方たちの共通点は「発見」される方々です。自ら探索し、発見し、挑戦し、達成もしくは失敗する。その過程を楽しむことができる方は、どんどん変化していきます。(勿論、そうでなくても変化はしていきます。)
このことは、片麻痺の方でなくとも、皆に共通して言えることではないでしょうか。
今、「勉強しんどい」と感じておられる方。
今、「仕事つまらないな」と感じている方。
今、退院し身体機能の衰えや出来ていたことが出来なくなってきた方。
ほんの少しだけ、目線を変え「楽しさ」を発見してみましょう。(自分に言い聞かせてる)
(目線を変えることすら苦痛な方は、そのままそっと目を閉じて、寝ちゃいましょう)
過去の偉人が枯れ葉からインスピレーションを受けたように、季節の移り変わりを眺めてみましょう。(自分に言い聞かせてる part2)
当施設では、
「歩けるようになりたいから、散歩を一時間」より、
「この景色を楽しみたくて、散歩を10分」
のほうが、より健康的だと考えています。
それは、その方が「発見」があり「楽しく」、「人間らしい」活動だと思うからです。
その10分の為に私たちは全力を尽くさせていただきますよ。
人生は辛く悲しいことが多いです。
けど、少しでも楽しみを見出しましょう。
あなたがより良い人生を歩むために。
さて、午後からも頑張ります。
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