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脳出血後の精神的不安定さ
2018.12.26
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
クリスマスも終わり、もうすぐ年越しですね。
みなさんは、どのようなクリスマスでしたか?
どのように年越しされますか?
寒波がくるようなので
暖かくして、余裕をもってお過ごしください。
私は先週末、大阪の研修会に参加させていただきました。
ボバースで有名な森之宮病院にお邪魔しました。
昔は実際の現場に研修にも行かせてもらっていました。
先週末は東京の順天堂からインストラクターの先生方がみえ
うちうちでの貴重な講習会でした。
2日間歩行について学ぶことができ
昨日の現場でも、早速とりいれさせていただきました。
今日のタイトルは少し重たいですが
昨日の現場でのことが個人的にとても嬉しかったで
今日投稿させていただきます。
昨日の午後にきてくださった
40代前半の女性です。
発症されてから1年5か月くらいです。
左の麻痺なので、車も運転ができています。
現在は手を日常生活で使えるよう目標にしています。
ドアを押さえることができたり
主婦なので、家事で左手が参加していくことを増やしています。
今までは歩くと手が曲がった状態でしたが
今はタオルをたたむ時に左手が一部参加できています。
ご自宅での自主訓練では
娘さんに手伝っていただき、楽しそうに行っているよう
私は聞いていてそう感じますよ。
昨日はお話をしていて
「9月からここにきてホントよかった」と
そう言ってくださいました。
ホントありがたいです。
ありがとうございます。
話しをしていくと
「9月まではこのまま先、私死ぬんじゃないかなと思ってました」
そうです。
きっとみなさんそうだと思います。
他の方も
「このままどうなるのかと思ってた」
「デイサービスいってるけど、ちっとも変わらない」
「5年たっても変わらない、このままなのかな」
などなど
誰しも未来を不安に思います。
昨日は
「前は食欲もなかった」
「ここにきてやる気がでたし、食欲もでてきた」
「もっと太ったらどうしよう」 笑
という笑い話にもなりました。
「よくなっていくことがわかるからよかった」
とも言っていただきました。
なんでよくならないのか?
麻痺だから?
そんな一言では済ませません。
動かないから動かす。
歩けないから、ひたすら歩く。
悪くならないために、歩く。
そんな簡単なものではありません。
代償的な機能維持ならそれでもかまいません。
しかし、
改善となるとそういうわけにはいきまへん。
頭が痛いから
頭痛薬を飲む
そんな対症療法とは違います。
歩けないから歩くではありません。
なぜ歩けないのか?
身体はどうなっているのか?
バランスは?
立ち上がりのときの手は?
右足で立っているときの左足は?
着替えのときの腕は?座位姿勢は?服の張りは?
などなど
みるポイントはたくさんです。
全部みなければいけません。
そして、一人一人の中で失敗しているところを
みつけなければなりません。
そこを改善ポイントとして、みていかなければなりません。
昨日は、手を開きやすくするために
脚の準備をして、
脊柱と肋骨を一つ一つ動かすことに
時間を費やしました。
その後、手を伸ばしやすくなりました。
肋骨が動くことで
肩が安定して
手が動かしやすくなる。
でも座位になると
まだお尻の弱さがあるので
それも今後の課題というのがわかりました。
車がのれて、早く歩けますが
手のためには
全身の中で、課題との中で
みていかなければなりません。
みなさんはどのようなリハビリをしていますか?
どのような目標をもっていますか?
あなたは今、何を問題としていますか?
もうすぐ新年です。
今一度、ご自身を振りかえってみてはどうですか?
よりよい新年を迎えられますように
まずは、体調管理気を付けてくださいね。
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