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脳卒中リハビリの必要知識 ~半球間抑制~

2018.10.15

リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

ブログサムネイル
半球間抑制
脳出血、脳梗塞など、
脳卒中リハビリには
必要な知識です。
みなさん聞いたことありますか?
例えば
右手でペットボトルを触ったのに、
左手で触ったと感じては困ります。

このような困ったことにならないために
左右の脳が抑制し合う

「半球間抑制」
という神経現象があります。
これは、

1962年に日本の生理学者らが世界に先駆けて発見したものだそうです。
しかし、

詳細なメカニズムは解明されないままでした。

 

 

私たちの体では、

右半身の感覚情報は左大脳半球の新皮質に、

左半身の感覚情報は右大脳半球の新皮質に

伝えられます。

左右の大脳新皮質は

脳梁(のうりょう)
とよばれる情報の道でつながり、

情報のやり取りをしながら

巧みに混乱を防いでいます。

両方の大脳が同じように

手や足の感覚を受け取ってしまったら、

スムーズに動けません。
脳科学総合研究センターでは

より自然な神経活動を観察するため

ラットを生きたままの状態にして
独自の実験装置や手法も駆使し多角的に検証したそうです。

その結果

脳の障害による

運動や感覚のまひ、言語障害などのリハビリテーション医学分野へ

基礎的な知見を示せると期待できます。

 

また、独自に開発した研究手法は、

これまでできなかった

複雑な神経細胞の活動の観察を可能にするもので、

単一神経細胞レベル、あるいはネットワークレベルでの
観察ができるようになります。

脳卒中後の半球間抑制は・・・・

 

 

通常、

両側の大脳半球は脳梁を介して

相互に抑制し合い、

均等に働けるように調整し合っている。

 

 

 

しかし、脳卒中などにより

大脳半球にダメージを受けると、

ダメージを受けていない大脳半球からの抑制が強まり

ダメージを受けた大脳半球の活動性は低下する。

 

 

 

さらに、

動かない麻痺側を代償するように

非麻痺側のみで動こうとすると、

ダメージを受けた大脳半球への抑制は

より強くなり、

ダメージを受けた大脳半球の活動性は

さらに低下する。

 

 

これにより一次運動野の活動性も低下するため、

皮質脊髄路の興奮性向上が阻害される。

半球間抑制のメカニズムは
図に示す通りであるが、
運動による抑制だけではなく、
感覚入力によっても半球間抑制は
起こるとされている。
つまり、
脳卒中片麻痺となり、
随意運動が困難な状態であっても
感覚刺激を入れることで、
ダメージを受けた大脳半球の
活動性を高めることが可能である。
特に一次感覚野と一次運動野の連絡は
密であるため、
適切な感覚刺激を入れることで
一次運動野の活動を
高めていくことができると予測できる。
脳の中身
肉眼ではみることができません。
このようなメカニズムを知ることで
普段の生活や
リハビリの内容が変わってきます。
脳卒中リハビリの特徴です。
骨折などの整形疾患とは変わってきます。
動かない手足を動かすだけでは
いけません。
動く手足の状況
動かない手足の状況
相互を知る必要があります。
ご自身が今
どのように身体を使えているか
一度、感じてみてください。
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